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本日は割とマイナーなピアニストの紹介。
ヤンシー・キョロッシーはルーマニア出身のピアニストで60年代の作品。
60年代はヨーロピアンジャズの名盤が数多く生まれたが、これはヨーロッパのジャズというよりアメリカ寄りの演奏で、ヨーロッパ出身のピアニストにしては泥臭さとテンションの高さを持ち合わせた作品に仕上がっている。
特に1曲目の「チュニジアの夜」は粗削りな演奏(悪くいえば雑)ではあるものの、独特のうねりのある表現で一瞬にしてリスナーを引き込む力がある。
小細工なしに真正面からジャズに対峙している感がよく伝わってくる演奏である。
ヤンシー・キョロッシーのアルバムは数年前は入手が難しかったが今では再発もされていて購入可能なので、洗練されたテクニック至上の演奏に飽きてしまった時に是非聞いてもらいたい1枚である。